熊本県八代市泉町柿迫
Road Map :R445を北上し、泉町椎原から県道52号線に入る。
Route Map:遊歩道にて滝を往復する。
『日本の滝百選』 陸の孤島的な山奥の滝にお土産屋が数件建っていた。
ウィキペディアから
滝は球磨川の支流である川辺川の上流にあり、チャート(ペルム紀-ジュラ紀)の断崖からの直瀑である。 かつてあったセンダンの大樹から名付けられた。
周辺は、「せんだん轟森林公園」となっている。 滝の上流には広い駐車場があり、そこから滝壺近くを経て、せんだん轟吊り橋までの遊歩道(九州自然歩道・五個荘コースの一部)がある。
栴檀轟の滝
大きな滝であり、見ておくべき滝とは思うが、どこの町からも遠過ぎる。
R445沿い、県道52号線沿いには観光資源が何も無いのか”栴檀轟の滝”に頼っている感じが見られた。 余りにも寂しい観光の目玉だ。
見帰りの滝へ向かう
九州自動車道で佐賀県の滝まで車を走らせる。 高速道路を走るのを3割引きになる日曜日に合わせておいた。
〔087〕栴檀轟の滝 (落差70m)
昨日は人吉市からR445をひた走るが途中にコンビニ、温泉がまったく無く陸の孤島に思えたが、県道52号線への分岐に道の駅があり食料を入手することが出来た。
この道の駅でも賞味期限切れとなる助六弁当が半額だったので2パックを購入する。
せんだんとどろのたき
散策時間:36分
林道の様なまったく何も無い県道52号線に突如として
広い駐車場と数件のお土産屋が出て来る。
昨夜は3日続きの満天の星空であったので朝には−2℃まで冷え込んだ。写真ではわかり難いが車の屋根は霜で真っ白になっていた。
走るカプセルホテルにはガソリン暖房も付いているのでしばしエンジン
を掛けて暖を取る。 エンジンを掛けている間に電気ポットでお湯を沸
かし、暖かいコーヒーも飲むことが出来た。
少し明るくなって来た7時33分に駐車場を出発する。 シーズン外な
ので営業していないと思っていた土産屋に二人のじじぃが居た。
ここの遊歩道も簡易舗装で綺麗に整備されていた。
遊歩道に入る時、ガラス窓超しにチラッとお土産屋の中を見ると、
鹿の頭蓋骨が山積みになっており、じじぃ二人はこれをお土産として
作っている様だった。
遊歩道途中にもお茶屋さんの様な建屋があり、
シーズン中にはどれだけ賑わうのだろうか?
緩やかにどんどん下って行く。
ここの崖っぷちは、この小さな鉄橋がないと通れない所だ。
滝の轟は既に聞こえていたが、滝の姿も見え出した。
遊歩道は最後まで整備されているが、この時期なので落ち葉が一杯堆積していた。
遊歩道がターンすると滝のほとんど見える様になった。
落差70mの直瀑 ”栴檀轟の滝”
滝水は途中で岩峰に当たっているので段瀑とも言えそうだ。
滝壺近くには滝見の東屋が建っていた。
東屋と比べれば滝の大きさが良く判る。
更に遊歩道を進むと滝見の橋(?)に出た。
少し側面に廻って横から撮ってみる。
上の写真のアップ版。
'16年度の九州の滝巡り